2016年11月6日のタイ語検定で無事4級を取得しました。
今回は日本タイ語検定協会の4級を取得するまでに勉強した本、方法を紹介します。
サワディーカップ・コップンカップは初めてのタイ旅行の時に覚えて、でも、タオライカップ(いくらですか)、トイレはどこですか?も言えませんでした。ちょこちょこ勉強して2年ぐらいかかりました。
Step1. タイ文字をなんとなく覚える。
まずはタイ文字をなんとなく覚えることから始めました。(しっかり覚えても良いですが、なかなか最初は難しい、かつ、頻繁に出る文字、ほとんど使わない文字もあるので、なんとなくで良いです。)
タイ語検定の5級は発音記号とカタカナなのでタイ文字を覚える必要はありません。しかし、独特な発音や、発音からはわからない同じような発音の単語が出てきた場合にタイ文字を覚える方が良いです。
書き順や発音は全てこの本から学べます。タイ語はアルファベットのように母音と子音からなってます(なってないのもたくさん)。なのでタイ文字で日本語の単語を読んで覚えていく流れになっています。
タイ文字の子音は中子音字・低子音字・高子音字とグループに分けられるのですが、そんなこと僕は覚えてません。覚えたら、どの場合がどういう発音になるというのがわかるそうですが、それくらいなら単語を覚えたほうが早い気がします。有気音・無気音も覚えてません。タイ人のマネをしています。
5個ある声調もこの時は気にしないでいきました。
Step2. 実際にタイ語の文章を書く。
『猿でもわかる』系の本が出ています。
この本で文字の発音や文法をしっかり覚えました。否定形、疑問形、どこ、どうやって等、基本は載っています。単語も覚えていきました。
Step1でなんとなく覚えた文字を使っていきます。内容としては旅行ですぐ使えるものばかりです。この本とタイ文字の本を行ったり来たりしても良いでしょう。
CDも付いています。発音の仕方も参考になります。
大きなタイ文字で、カタカナも振ってあるのが良いポイントです。
旅行先でタイのおばちゃんに見せても、小さい文字は見えない人が多いので、観光の時の本としても適してます。
Step3. さらに深く文法を覚える。
一通り学んでようですが、これだけでは4級どころか5級も難しいです。
5級でも、類別詞や曜日、色、時の表し方は特に要注意です。タイ語特有の言い回しなどは以下の本で補えます。
しかし、この本は日本では売られてません。タイの出版社が出しているようです。バンコクのセントラル・ワールドの中にある紀伊國屋書店で買えます。もしくは年に2回ぐらいのブックフェアで売られています。250バーツで買いました。コストパフォーマンスは抜群です。
カタカナより発音記号を読むようにした方が、いつか発音する時にきちんとできるでしょう。
日本で売られているのでは、こちらの本がオススメです。タイ文字レッスンの本と同じ著者によって書かれています。
頭の中でごっちゃになりそうな表現や、動詞を使った言い回し等、これを全部読むだけで結構タイ人と会話できそうな内容です。
タイ語の5級で出た問題の文法がこの本で解説されていたという経験もあります。間違えた言い方・正しい言い方どちらとも書いていて、あえてカタカナは書かずにタイ文字と発音記号だけになっています。
Step4. 過去問を解く。
日本タイ語検定協会から出ている本です。
やはり今の実力を試す、または傾向と問題の雰囲気を掴むためにも過去問を解いておく方が良いでしょう。
2,500円+税です。少々高い気もしますが、4級の時も3級の時も使えると考えると納得いくかもしれません。
出る単語は、答えであるかどうかに関わらず全部覚えて、試験に臨みます。
5級を受けるか、4級を受けるかは、この時のそれぞれの力量次第です。
タイ語の単語帳はこれがオススメ
4500単語、日本語からもタイ語からも発音からも索引できるところ。
若者言葉やオノマトペ等、「へーこう言うんだ」「ふーーん」って時々開いて眺めてます。
日本語・カタカナ・発音記号・タイ語と載っています。
文法の勉強の時に、動詞や目的語を変える時に調べたらどんどん単語力が付きそうです。