あまりこのカテゴリの信頼なる情報が少ないように思いましたので、自身の体験を基に書きます。
郵便局での送り方から、金額、トラブル解決までまとめてみました!
まず、タイの郵便局は写真の通り「紙飛行機のロゴや赤色の壁色」が目印です。
郵便局によっては、キュー番号を取って待つ所もあります。BTSパヤータイを下りた近くの郵便局はそうでした。
◆送り方
郵便局には封筒と段ボール箱があります。
こちらが封筒で、一枚4B(12円)です。サイズは229mm×324mmのC4サイズなのでA4の紙はそのまま入ります。右下の大きい所に送り先の住所を書きます。
基本的に英語でとなりますが、空港での仕分けや税関の検査を考えると、『Japan』というのが分かればよいかと思っています。ですから、
『Japan, Tokyo 東京都千代田区千代田1-1 ◯◯ ◯◯様』のように書けばきちんと届きました。
郵便番号は日本は7桁なので枠からはみ出して構いません。
左上のところは自分のタイの住所で、タイ語か英語のみの記入になります。また、電話番号も必須です。
ちなみにこの黄色の封筒、タイ語で「タイ語で「ซอง(ソーン)」って言うんですが、「送る」は「ส่ง(ソン)」なので、封筒を送るは「ส่งซอง(ソンソーン)」。「2」は「สอง(ソーン)」なので「封筒を2通送る」は「ส่งสองซอง(ソンソーンソーン)」になります!!簡単ですね!!
こちらが段ボール箱です。大きさも様々あります。12BのものはTシャツ4,5枚入る程度です。入れたい荷物を見せたら局員が箱を選んでくれると思います。国際郵便用の箱などは無く、タイ国内もこの箱です。
住所の書き方は封筒と同じです。
閉じたら、テープでしっかりとめてくださいね。
↓↓住所を書き終わったら…
1番悩ましい『送り方』です。
大きく、「EMS」と「Air mail」とあります。
【EMS】
届くまで3日ほど。追跡と補償される。補償額が全額なのか設定されているのかは知りませんm(_ _)m
送料は他サイトでは500gまで330B(1000円ほど)とありますが、確かにそうだったと思います。
参考サイト
タイ王国基本情報 ::: 郵便・国際航空便・航空便(EMS)・船便 ::: タイ王国.com
局員に「イーエムエス」と言えば分かってくれると思います。
追跡番号は「EA000000000TH」とレシートに書いてあるので、タイ郵便局のトラッキングサイトから参照できます。もしくは日本郵便のサイトから参照できます。
【Air mail】
こちらは届くまで早くて1週間(スワンナプーム国際空港の近くの郵便局から)、遅くて2週間かかります。
普通では追跡がありません。ですが、送料+65Bで追跡可能になります。その場合「書留小包(Registered parcel)になりますので、局員には「エアーメール レジスター」と言えば分かってくれるかと思います。
追跡番号は「RR000000000TH」とレシートに書いてあります。
郵便物に貼るステッカーが「RR」と書いた赤色の物だったらレジスターで通じています。補償は数百円だけです。大切な物や壊れやすいものはEMSの方が良いかと思います。
送料ですが、他のサイトと異なっており、参考にできなかったので、以下が実際にかかった金額。重さ毎に送料が変わる従量制です。
150g→84B、200g→109B、396g→209B、740g→379B、1564g→794B
払うのはこの金額+追跡番号のオプション65Bです。150gの場合:封筒代4B+84B+65B=153B(約460円)。
クレジットカード払いができる所はないとタイ人の友人は言っていました。
追跡はタイ郵便局の追跡サイト、もしくは、日本郵便の追跡サイトから参照できます。
書留で送った場合の追跡検索の一例↓↓
やはりタイ国内にある間はタイの郵便局の方が詳しく、日本国内に入ったら日本の郵便局の方が詳しく調べられます。問題がなければ1,2週間で届きます。一番時間がかかるのは日本の税関ですかねぇ。
◆トラブル
EMSでもAir mailでも、バッテリーを含むものは送れません!!
では船便(sea mail, surface mail)で送れると言われて、送ったら、ダメでした!!!
船便は15日から30日かかります。送料はAir mailと同じぐらいだったと思います。追跡はされます。「CP000000000TH」と書かれています。
こちらが、輸送されて1ヶ月後に、バッテリーを含むという理由で返ってきた郵便物。
かなりヘコんでいたが、中身は大丈夫でした。箱を買う時は少し大きめが良いかと思います。
まず差出人住所に一枚の手紙が届きます。送れなかった理由と、最寄りの大きな郵便局に受け取りに来て下さい、と書かれています。
※パスポート等身分証明できるものを持っていって下さい。
取りに行くと郵便物は返してもらえますが、送料(今回は650Bのうち630B)が10日後ぐらい(手続きのため)に返金されるそうで、電話が来て、それからまた行かなければなりませんでした。
◆最後に
タイの郵便事情はどうかというと、良くはない。と思います。補償も合ってないようなものと思うべきでしょう。少なくとも追跡番号を信じるしかありません。
しかしタイ人は郵便をよく利用しています。個人で要らなくなった服を売って送ってたり、日本のクロネコヤマトのようなサービスもなかったりするので、郵便にある程度の信頼があると思います。